この状況を打破していくため、「教育サービス」を進化させていくための取り組みを行なっているサービス提供者が、環境変化の激しい時代に必要な「教育サービス」のあり方について検討する場を提供し、「教育サービス」の評価、改善、業界標準の再定義につなげていくことが有効とか考えられる。
こうした活動を通して、サービス提供者間のネットワーク化を促進し、資本や業務提携につながるような支援を図ることが可能となる。また、21世紀 に相応しい「教育サービス」を考えるための要素として、認知科学、学習理論、動機付け理論、テクノロジーなどの理解を初め、人文科学、社会科学、自然科学など領域の先端的知識を渉猟し、サービス提供者間で共有していくことで「教育サービス」の発展に寄与する。
対象範囲は、国内に止まらずグローバルとすることで、「教育サービス」のポテンシャルを最大限に引き出すことを目指す。このような活動を通じて、「教育サービス」の標準を再定義し提言していくことで、有効な「教育サービス」のあり方を理解できる形にし、発展に貢献していくことが見込まれる。